Champagne Georges Laval


キュミエール(Cumières)村のGeorges Lavalの当主Vincent Lavalさんを訪ねました。


キュミエールは、エペルネの北西にある、1級(Premier Cru)格付けの村。畑は南向きで、シャンパーニュの中でも気温が高めの村の一つ。そのため、ブドウがよく熟し、少し低めで丸みがある酸味が特徴と言われます。

Georges Lavalは、オーガニック栽培の生産者で、キュミエール村に2ヘクタール、Chambrecyに0.5ヘクタール、合計で2.5ヘクタールの畑を所有しています。

醸造は、できる限りナチュラルに。よく熟したブドウを収穫し、補糖は行いません(*)。一次発酵はタンクで、できる限り野生酵母のみで発酵します。その後ワインは、重力で地下カーヴにある樽に移動させます。SO2も、圧搾の時に必要最低限を入れるのみ。

ワインは瓶詰めまで樽で熟成されます。225L、228L、300Lの樽が地下のカーヴに並んでいます。

ほとんどのキュヴェがドサージュなしの「Brut Nature」またはミニマムの量。キュミエール村のブドウはよく熟すので、Brut Natureでもバランスします。

Cumières Premier Cru:キュミエール村のピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネがそれぞれ1/3ずつのブレンドされたキュヴェ。スパイシーでふくよかなボディ、塩味とミネラル感がある、キュミエールのテロワールを反映したワイン。

Garenne:ムニエ90%、シャルドネ5%、ピノ・ノワール5%。直近ヴィンテージのChambrecyのムニエ(60%)に、キュミエールのリザーブワイン(40%)がブレンドされます。ほとんどのボトルがExtra Brutで作られますが、ごく少数、Demi-Sec(ドサージュ 40g/L)が作られます。

Les Chênes:キュミエール村の東にある、南向き斜面の中腹にある単一畑のキュヴェ。シャルドネ100%のブランドブラン。Brut Nature。

Les Hautes Chèvres:単一畑キュヴェ。1930年〜1971年に植えられた古木のムニエにピノ・ノワールがブレンドされます。

Les Longues Violes:家族代々引き継いでいる、一度も除草剤や農薬が使われたことのない単一畑のキュヴェ。マッサールセレクションの古木のムニエとピノ・ノワールが植えられています。

世界中で人気が高く、生産本数も少ないため、手に入りにくいですが、見つけたらぜひ試してみてください!

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(*)補糖: 冷涼なシャンパーニュ地方では、収穫時に、ブドウが必要な糖分レベル(=潜在アルコール度数)に達しないことも珍しくなく、その場合は、発酵前に砂糖を追加し(英語ではChaptalizationと言います)、発酵後のアルコール度数を調整します。アルコール発酵により、砂糖はすべてアルコールに転換されますので、この時点での糖分追加は、ワインの「甘さ」とは関係ありません。



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My Champagne Life

by Yuri Shima

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